수진@nubi_vqpxyg
17

ちぎれ雲の下、千年の微笑みとぬくもりに出会う

2026.7.26 – 2026.7.26

夏の空にちぎれ雲がぽっかりと浮かんだ週末、私たちは開放感あふれる道路を走って慶州へと向かった。フロントガラスの向こうに広がる爽快な青い空と白い雲の群れは、眺めているだけで胸がすっとすくような気持ちにさせてくれた。車窓をかすめていく景色には、夏ならではのみずみずしさが満ちており、車内には旅特有のときめきと親しげな笑い声が響いていた。真夏の熱気が次第に高まり始める時間、私たちは最初の目的地を目指して、心地よいドライブを続けた。

見晴らしの良い道路の上に、夏の青い空とちぎれ雲が広がる風景。

香ばしい朝のサムギョプサルと、日差しが差し込むカフェ

ついに到着した食堂で、空腹を満たすために大きな石板の上にサムギョプサルと分厚い肩ロースを載せた。火が通るにつれて、お肉がジュージューと音を立てて焼き上がり、漂い出る香ばしい脂の香りが鼻腔を猛烈に刺激した。よく焼けたお肉を一口、塩ごま油につけて口に入れると、肉汁がじゅわっと弾けて鳥肌が立つほど美味しかった。何度も親指を立てながら「この店、本当にサムギョプサルの名店だね、来て大正解!」と感嘆の声を上げ続けた。暑い夏の日の疲れが吹き飛ぶような、お腹も心も満たされる食事だった。

石板の上でこんがりと焼き上がるサムギョプサルと肩ロース。

お腹をしっかりと満たした後、食堂のすぐ向かいにあるカフェへと足を運んだ。アイボリーの壁にすっきりとしたフォントで店名が刻まれたそのカフェは、大きなガラス窓から温かな日差しが奥まで差し込んでいた。冷房の効いた涼しい店内に席を取り、窓から差し込む光を眺めながら冷たい飲み物を味わった。外から覗いた私たちの姿は、光と相まって、ゆったりとした和やかな雰囲気を醸し出していた。忙しい日常から離れて過ごすわずかなティータイムは、心までをもそっと溶かしてくれるようだった。

温かな日差しが降り注ぐ、こぢんまりとした可愛らしいカフェの外観。

千年の歳月の息吹を宿す博物館探訪

午後には、新羅の深い歴史と遺物に出会うため、国立慶州博物館を訪れた。博物館の一歩中に入ると、外の蒸し暑さとは対照的な、ひんやりとした静寂の空気が身体を包み込んだ。展示室の中央には、先人たちの精巧な手仕事が感じられる櫛目文土器が重厚に佇んでいた。土器の表面に等間隔で刻まれた幾何学的な文様をじっくりと見つめながら、遥か昔の人々の暮らしと美意識に感嘆せずにはいられなかった。泥から形作られた素朴ながらも力強い姿には、歳月の重みがそのまま刻まれていた。

博物館の展示室に美しく展示された櫛目文土器。

さらに展示室の奥へと進むと、まばゆい新羅の金属工芸の真髄が姿を現した。色褪せながらも繊細なパターンを残す金銅の靴から、暗闇の中で黄金色にまばゆく輝く金冠、そして金の羽を広げたような華麗な冠飾りに至るまで、遺物の数々が織りなす圧倒的な光景に目を奪われた。精巧に細工された黄金の装飾たちが、光を受けてきらきらと反射する様子は、新羅王族の華華しい日々を目の前に生き生きと蘇らせてくれるかのようだった。

新羅時代の華やかな透かし彫り装飾が際立つ金銅の靴。
薄暗い展示室の中で燦然と輝く新羅の金冠と耳飾り。
鳥の羽の形を模した、雄大で繊細な金製冠飾り。

展示室の壁一面には、教科書でしか見たことのなかった「新羅の微笑み」こと、人面文半瓦(軒丸瓦)がひっそりと佇んでいた。長い歳月を耐え抜き、角が少し欠けてしまっているものの、その欠けた瓦の破片に宿る穏やかで慈愛に満ちた微笑みは、見る者の心までをも平穏で温かい気持ちにさせてくれた。

穏やかで慈愛に満ちた微笑みを湛える人面文半瓦。

続いて目にした石造仏像展示室の神聖な雰囲気もまた、圧倒的だった。柔らかな照明の下で端然と立つ仏像の静かな表情としなやかな衣のひだは、博物館独特のひんやりとした空気の中で、深い余韻と静寂をもたらしてくれた。

静かで神聖な雰囲気を醸し出す石造仏像。

博物館の屋外庭園に出ると、巨大な聖徳大王神鐘が歳月の風化を刻みながらも力強く佇んでいた。鐘の表面に刻まれた飛天像の繊細な彫刻や文様を眺めながら、千年前にこの鐘の音が鳴り響いたとき、野原いっぱいに広がったであろう響きを想像してみた。録音された鐘の音が庭園に静かに染み渡り、胸の奥深くまで響くような感動を与えてくれた。

博物館の屋外にそびえ立つ雄大な聖徳大王神鐘。

チーズたっぷりのピザディナーと、夜通し続いたおしゃべり

博物館を後にして、夕食をとるためにモダンでおしゃれな雰囲気のピザ屋へと向かった。テーブルに運ばれてきた焼き立て熱々のピザは、大きめのウェッジポテトやベーコン、お肉のトッピングが惜しみなく載せられており、視覚から五感を刺激した。ピザのピースを持ち上げると、もちもちのチーズが長く伸び、目でも舌でも楽しませてくれた。ピリッと爽快な炭酸飲料を合わせながら食べるピザの味は、まさに至福そのものだった。昼間に一生懸命歩き回った疲れが、美味しい料理とともにすっと溶けていくようだった。

焼き立てのチーズピザが美味しそうに伸びる、大満足のディナー。

夜が深まると、宿に戻って部屋の床に居心地よく座り込んだ。テイクアウトしてきた温かいフォーやチヂミ、炒め麺を床に広げ、缶ビールやソジュのボトルを傾けながら、本格的な夜食タイムが始まった。裸足になって床に座り、ささやかに並べた料理を分け合いながら、今日訪れた場所や面白かった出来事について尽きることなく語り合った。「今日のサムギョプサルから博物館まで、本当に中身の濃い一日だったね!」と笑い転げる声が部屋中を満たし、そうして旅の夜は忘れることのできない温かい空気の中で更けていった。

宿の床に座り込み、アットホームで楽しい時間を過ごす夜食のひととき。

澄み渡る夏の空の下から始まり、新羅千年の歴史に触れ、美味しい食べ物とともに笑い声を咲かせた今回の慶州旅行は、単なる休息を超えて、長く記憶に残る大切な1ページとなった。目に焼き付けた黄金の遺物の輝き、口に残る美味しい余韻、そして一緒に交わした温かいおしゃべりが調和して、一日がぎゅっと満たされた。

旅の経路マップ
作者の本棚へ →

コメント 0件

コメントする